皆さん、こんにちは。ハノトビです。
今回は、ハノイとホーチミンの違いについてご紹介します。
最初に断っておきますが、私の私感に基づいたものになりますが、一概にそうとは言えません。
ベトナムには2大都市として、ハノイとホーチミンがあります。
ハノイとホーチミンでは、直線距離で1,160kmも離れており、東京-韓国間の距離と同じくらい離れています。
そう聞くとハノイとホーチミンでは、色々と違いがあるのは容易に想像できるのではないでしょうか。
「ハノイ人とホーチミン人の違い」
ハノイとホーチミンの人は、東京と大阪の人のような違いを感じます。
ハノイの人は東京っぽく、クールな印象を受け、一方で、ホーチミンの人は陽気な人が多く、フレンドリーなイメージです。
また、ハノイの人は、将来のことを考え、投資に回すことが多く、ホーチミンの不動産を投資用に購入するのは、大半がハノイの人であると言われています。
ホーチミンの人は、日々の生活が派手な人が多く、出費の大きい人が多いイメージです。
それもあって小売りサービス業の進出は南部に多くなっています。
「ハノイとホーチミンの食事の違い」
ベトナム料理は、よくハノイの方がおいしいと言われることがあります。
確かに、ホーチミンにはハノイ料理を出すお店はありますが、ハノイでホーチミン料理を出すお店をあまりみたことがありません。
日本でも少しずつ有名になってきたベトナム風サンドイッチ「バインミー」ですが、ハノイとホーチミンでも少し違いがあります。
ハノイのバインミーは、最後にホットサンドメーカーでサクサクに仕上げ、ホーチミンのバインミーはふわふわのパンにサンドされます。
どちらも美味しいので、是非食べ比べてみてください。
「ハノイとホーチミン景観の違い」
ハノイは、首都ということもあり、古き良き歴史的な雰囲気がまだ残っています。
中心地であるホアンキエム湖周辺は建物の高さ制限があり、高層ビルが建設されておりません。
一方で、ホーチミンの町の発展はかなり進んでおり、高層ビルも建設されてますし、日系を含むコンビニも至る所にあり、かなり便利な町になっています。
「ハノイとホーチミン気候の違い」
ハノイは四季がある一方で、ホーチミンは雨季と乾季のみになっています。
ホーチミンは、一年を通じて暑い時期が続きます。
ハノイは、湿気が高く、夏の最も暑い時期は、ホーチミンよりも体感暑く感じます。
また、ハノイの冬は、建物が防寒対策されいないところも多く、暖房器具も最近になって普及し始めたのでまだまだ暖房器具がないところもあり、最低気温こそ10℃程ですが、とても寒く感じることが多いです。
ハノイの季節と気温についてはこちらの記事でも紹介しています。
「ハノイとホーチミンの言葉の違い」
ハノイとホーチミンでは、発音が違ったり、同じ単語でも違う意味になったりします。
有名なのはありがとうを意味する“cam on”です。
ハノイの場合、”Cảm ơn”で、ホーチミンの場合、“Cám ơn”と微妙に違います。
その他には、ハノイではフォークは”dĩa”ですが、ホーチミンではお皿を意味します。ホーチミンではフォークを”nĩa”と言います。
ベトナムで最も使われているチャットアプリの”Zalo”ですが、ハノイでは「ザロ」と発音され、ホーチミンでは、「ヤロ」と発音されます。
今回は、ここまでです。
その他にも色々と異なることがあるので、是非ベトナムに来て体感してみてください!