皆さん、こんにちは。ハノトビです。
今回は、ベトナムでお部屋探しをする上で気をつけた方が良いことを紹介します。
住み始めてから、嫌な点が見つかることも多くあるので、お部屋探しの時点で想定できる問題を解消しておきましょう。
周辺の騒音問題
ご存じの通りベトナムは経済発展が著しく、各地で建設を行っています。
私は以前まさに工事中の建物の隣に住んだことがあります。
引っ越す前にその物件を紹介してくれた不動産屋さんには確認をしました。
しかし、その担当者は、
「日中は仕事に行くのであれば問題ないですよ。夜も工事はしませんし」との回答でした。
その言葉を信じて、住み始めると朝の6時半から工事が始まるんです。
おかげでそこに住んでいるときは目覚まし時計は必要ありませんでしたね。。
それだけであれば、別に問題なかったのですが、その工事は週末もきっちり朝6時半から午後4時までしっかりと働いていたので、
かなりのストレスになり、退去することになりました。
お湯問題
ベトナムは、日本と違いお湯につかるといった文化はありません。
基本的にはシャワーを浴びるだけです。
しかし、我々日本人であればお湯に浸かりたいですよね。
ベトナムでは、お湯タンクがあり、そのタンクを電気を使い温めることでお湯が使えるようになります。
バスルームの電気スイッチと一緒にお湯を温めるスイッチがあり、シャワーを浴びる少しまえからスイッチオンにしておかないとお湯を浴びることができません。
そのお湯タンクには、様々なサイズがあり、大きさによっては、お湯をはるためには、最低でも80ℓ以上のタンクが必要になります。
しかし、ローカルのサービスアパートだと、そんなに大きなタンクがなく、お湯をためようとしても途中から水に代わってしまう場合がありますので、タンクの大きさを確認することをおすすめします。
バスタブがあるからと言って、湯ぶねにつかることができるとは限らないので注意が必要です。
大規模なサービスアパート・コンドミニアム、日本人をターゲットにしているアパートであれば、セントラスシステムを導入しているアパートもあります。
各お部屋にお湯タンクを設置するのではなく、棟ごとにお湯を沸かしているので、いつでもお湯が使い放題となります。
ベトナムでは、このセントラルシステムを採用しているアパートはまだあまり数が多くないのが現状です。
交通渋滞
東京の通勤電車のラッシュアワーもカオスですが、ベトナムの通勤ラッシュ時の道は激混みで渋滞が発生します。
住む予定の住居から仕事場までの道のりの交通状況を事前に確認しておくことをおすすめします。
直線距離では、近くても狭い道を通るとかなり時間がかかってしまう場合もあります。
また、豪雨により道路が冠水することもあり、身動きが取れなくなる場合がございます。
混みやすい道は、有名なので事前に不動産屋に確認しておくと良いでしょう。
大家の信頼性
サービスアパートのような法人が運営するアパートであれば、比較的対応は丁寧で迅速ですが、コンドミニアムのような個人がオーナーである物件の場合、
オーナーによって対応が往々に別れてしまいます。
そのため、オーナーの連絡の反応が早いかどうかや、丁寧さも確認しておくと良いでしょう。
時々あるのは、オーナーは欧米に移住しており、なかなか連絡がつかないといったことがありますので、
そういった物件は対応が杜撰になりがちなのでご注意ください。
湿気問題
ハノイの気候は、湿度が高いため、換気や除湿をこまめにしないとクローゼットの中にしまってある衣装がカビてしまいます。
内見に行くと写真では、とても魅力的なのに、部屋に入った瞬間にモワッとするお部屋も少なくありません。
空気の入れ替えがしやすいか、湿気がこもりやすいなっていないかなども内見の際に要チェックです。
尚、アパートによっては、除湿器を置いてほしいと要望すると受け入れてくれるアパートもあるので、頼んでみるのも良いでしょう。
(補足:ハノイの季節や気候についてはこちら)
IHの並び
細かいことですが、ベトナムのキッチンはIHのクッキングヒーターが基本です。
時々あるのが2口のIHコンロが、縦に並んでいるお部屋です。
縦に並んでいると、キッチンを広く使えるのですが、同時に料理を作ることができないので、料理が好きな人にはあまりおすすめできません。
トイレットペーパーホルダーの位置
ベトナムのトイレはトイレットペーパーホルダーの位置まで考えて設計されていないお部屋が多いです。
毎回、トイレットペーパーを取るためにくるっと振り返らないと取れない設計の所が多いです。
そんなに重要ではないかもしれませんが、以外とストレスになるので内見の際は気にしてみてください。
また、洗面所にコンセントがついていないお部屋もあるので、合わせて確認しておいてください。
暖房機能付きエアコン
最近のアパートでは、あまり見かけませんが、ハノイは元々暖房器具が普及しておらず、エアコンに暖房機能がついていないものもあります。
ハノイのアパートの建築は日本程クオリティが高くなく、断熱材が入っていないことも多くあります。
エアコンが2WAY(クーラーと暖房)かどうかを確認してください。
以上、今回はベトナムでお部屋探しをする際の注意点をご紹介しました。
「ハノイのトビラ」では、ハノイの賃貸物件をご紹介しております。
ハノイでお部屋を探している皆様からのお問合せお待ちしております。