みなさん、こんにちは。ハノトビです。
ベトナム人スタッフと街中を歩いてると、
「あの車は市外から来てるから道に迷ってますね。」と言われたことがあり、
「どうしてわかるの?」と聞くと、
「ベトナムのナンバープレートの数字にはルールがあり、どこに住む人かわかりますよ。」
気になってみたので、詳しく調べてみましたので、今回はベトナムのナンバープレートについて紹介します。
ナンバープレートの色
街中を歩いてると一般的によくみかけるのは、白地に黒字だと思います。
これは一般車に該当します。
次に黄色に黒字もたまに見かけます。
これは、商用車を指します。以前は、一般車と同様だったため、未だ白地の商用車もごくわずか残っています。
ここからは政府関連のナンバープレートなので、気をつけてください(笑)
青地に白字は、軍部を除く政府関連
赤地に白字は、軍部関連
黄色に赤字は、ベトナム国境司令部関連
ナンバープレートの数字
では、どうやってどこから来たのか見分けるのかというと、最初の数字2桁をみてみましょう。
ハノイであれば、29・30・31・32・33・40の何れかに該当します。
ホーチミンであれば、50・51・52・53・54・55・56・57・58・59・41の何れかになります。
その他、各主要都市は以下となります。
市・省 |
|
ハイフォン |
15・16 |
ハイズオン |
34 |
ドンナイ |
39・60 |
ダナン |
43 |
ブンタウ |
72 |
ハナム |
90 |
ビンズオン |
61 |
バクザン |
13・98 |
バクニン |
99 |
また数字の後にくるアルファベットがその市・省の区/群/市/町/村を表しています。
時々、赤字でNGと書かれた車両を見かけることがあります。
これは、Ngoại Giaoの略で意味は「外交」となっており、海外の外交官関係者の車両になります。
外交車両の場合、ナンバーによってどこの国の外交関係者かわかります。
例えば日本であれば、446・447・448・449・450・776・777・778・779・780となります。
外国人の一般車両の場合は、Nước Ngoàiの略でNNとなります。
因みに、タイで有名なトゥクトゥクのような3輪タクシーも街中でよくみかけますが、ベトナムでは認められていないため、ナンバープレートが付いていません。
一方で、観光客向けの人力でこぐ三輪車(シクロ)にはXLとなっています。
これはシクロのXích LôからXLを取ったものです。
以上、今回はベトナムのナンバープレートについての豆知識でした。
ベトナム生活ではあまり役に立たないかもしれませんが、疑問に思う人も多いのではと思います。
周りでそんな話をしている人がいれば、教えてあげてみてください。
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